足関節捻挫について
こんにちは!
千華整骨院です。
本日は第二回スポーツNEWS!
足関節捻挫についてを記載致します。
今日は小児(特に学童期)の足関節捻挫についてお話ししたいと思います。
足関節捻挫は、スポーツシーンや日常生活でも発生頻度が高い外傷であり、経験した事がある方も多いのではないでしょうか。
足首を内側に捻る。内反捻挫(内返し)が多いです。
それにより足関節の外側靭帯を中心とした組織の損傷を起こします。
ときに骨折など骨組織の損傷を合併し、強い痛みや腫れが出現し、歩行が困難になることもあります。
発育途中の小児(特に学童期)に発生した足関節捻挫(内反捻挫)では、靭帯による牽引により
まだ柔らかい骨部分(外くるぶし)が引っ張られ、剥離骨折を起こしてることが多々あります。
(特に初めての受傷時)
特徴的なのは、痛みはあるものの歩行が可能である事が多く、人によってはジャンプも可能なこともあります。
そのため、軽い捻挫だろうと放置される事があります。
この小児の足関節捻挫に伴う剥離骨折や外側靭帯損傷の適切な治療がなされないと関節が緩くなったままで
慢性足関節不安定症と言われる慢性的に足関節に不安定感を抱いてしまう「捻挫ぐせ」となり
平地の歩行時やスポーツでのサイドステップなどちょっとしたことで捻挫を繰り返すようになり
靭帯だけでなく、軟骨損傷のリスクが高まります。
たかが捻挫と考えず適切な処置を受けましょう。