有痛生外脛骨
こんにちは!
千華整骨院です。
第5回スポーツNEWSです!
今日は有痛生外脛骨について!
発生要因
舟状骨粗面(内くるぶしから斜め下に指一本分スライドさせた場所にある骨隆起)のところに痛みを訴えます。
舟状骨は内側アーチにおける重要な骨であり、粗面の底面部には後脛骨筋腱が付着する。
内側アーチの低下は有痛生外脛骨の原因の一つとして挙げられる。
また、後脛骨筋との関連性から、繰り返しの牽引力によって過剰骨の部分に疼痛が発生する。
重症例では歩行時にも痛みを訴える。
疲労骨折との鑑別が大切で圧痛の出方を注意深く観察する必要がある。
サッカーでのインサイドパスや、患部に刺激が加わるスポーツでは経過が思わしくない事があるので、
その場合クッション等で極力患部に直接刺激が加わらないように工夫する必要がある。
治療方法
超音波によって炎症抑制を行う。
施術、リハビリに関しては後脛骨筋、腓骨筋、前脛骨筋へのアプローチが大切となる。
タオルギャザーにて足趾の把持力強化や重心が前方にかかり過ぎることもよくないので
合わせてアプローチを入れてあげると、より良いと思われます。
痛みがある際の応急処置としてはアイシングをしっかりと行いましょう。
アイシングの方法については、応急処置についてのページにてご紹介しております。
参考にしていただけると幸いです。